日記風覚え書き

2026年10月、11月、12月
(2005年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2006年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2007年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2008年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2009年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2010年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2011年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2012年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2013年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2014年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2015年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2016年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2017年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2018年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2019年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2020年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2021年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2022年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2023年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2024年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
 2025年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2026年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月)

 知り合いに勧められて(あるいは無理矢理登録されて)、ブログというのを書くことになった。ネット上で同じ興味を持った人のコミュニティを作る試みとしては、ちょっとおもしろそう。というわけで、仕事上の興味もあってつき合うことに。でも、そのサイトは、ちょっと閉鎖的なコミュニティなので、書いた物をこっちにもミラーリングすることにしました(他で書いている関係で、文体が少し違います)。他のコーナーにはちょっとそぐわないかな、という内容を中心に書きます。どっちかと言えば、軽めの「近頃の博物館」みたいなの。◆は思いついた事を書いた場合に付けてあります。ちょっと理屈っぽい。その他、遊び心が中心の場合もあります(というより多い?)。ふざけてる!というお叱りは受け付けません。
 タイトルは、最初は単に「日記」としましたが、「日記風小ネタ集」に変え、やっぱり「日記風覚え書き」にしました。

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10月3日、4日、5日、8日、10日、11日、12日、13日、14日、16日、19日、20日、21日、22日は、後から補足予定。
●2026年10月25日 大阪湾で記録のある鯨類20種

とあるクジラやイルカの研究者の団体のニュースレターに文章を書くことになってしまい。持ちネタといえば、博物館の展示物と収蔵物。なにわホネホネ団での活動。そして、大阪湾の鯨類の状況の一旦。くらいしか思い浮かばない。まあまあのテキスト量を要求されたので、持ちネタを全部吐き出す羽目に。
で、やむなく大阪湾で記録されたクジラ・イルカ類。まとめて鯨類のリストを作成してみた。2013年の大阪湾の特別展で作ってるから、その後の情報を補足するだけ。といいつつ念のためそれ以前も少し確認。
基本的には当館所蔵標本と、国立科学博物館の海棲哺乳類ストランディングデータベースで大丈夫。と思ったら、2024年のナガスクジラが海棲哺乳類ストランディングデータベースに載ってない。やむなく某G研の寄り鯨事業のサイトをながめる。他にもこういう形で、博物館も科博も把握してないのがあったりしなだろうなぁ。

と言うわけで、大阪湾で記録のある鯨類リスト。現時点で20種。ただしマイルカとハセイルカ、ハンドウイルカとミナミハンドウイルカの同定には怪しいのが混じってる可能性がある。たぶんないと思うけど、ハンドウイルカはいなくて全てミナミハンドウイルカとか、マイルカいなくて全てハセイルカ、という可能性も残されている。
簡単に分かる範囲で記録された年も。*は標本を所蔵しているもの。

ナガスクジラ 近年では1990年*、2001年、2024年      
ニタリクジラ 2021年*      
カツオクジラ 出土記録のみ      
ミンククジラ 近年では1996年*、1999年*      
ザトウクジラ 2011年、2014年、2015年*      
ホッキョククジラ 1969年      
マッコウクジラ 近年では2010年*、2023年、2024年*      
アカボウクジラ 1975年      
シャチ 1957年      
オキゴンドウ 2017年*      
ハナゴンドウ 1992年、2011年、2013年      
マイルカ 2003年*など(ハセイルカの可能性有)      
ハセイルカ 2004年*、2020年*、2024年*など      
スジイルカ 2019年*、2021年*、2025年      
ハシナガイルカ 2007年*      
ハンドウイルカ 2015年*、2017年*など(ミナミハンドウイルカの可能性有)
ミナミハンドウイルカ 確実な記録は2016年、生きた個体がしばしば確認される。
シワハイルカ 1992年      
イシイルカ 1981年、2013年、2024年*      
スナメリ 定着*

なお、2001年のナガスクジラは、兵庫県立人と自然の博物館で展示されている。2024年のナガスクジラはどうするつもりか知らんけど、神戸市の埋め立て地に埋まってる。
1969年のホッキョククジラの標本は、太地町立くじらの博物館で展示されてるやつのはず。1957年のシャチは大阪湾だけでなく瀬戸内海をウロウロして、確か1頭は殺された。その標本がかつての神戸市立須磨水族館に展示されていた。いまもそこにあるらしい。
●2026年10月24日 読書サークルの冊子も24冊目

読書サークルというのをやっていて、毎回課題本を決めて、それをできるだけ読んできて、紹介文を書いてくる。で、隔月で会合があって、会合では次の課題本を決めると同時に、みんなが書いてきた紹介文を見ながら、その本についてあーだこーだ言い合う。で、公表する用の紹介文を原則1つ選ぶ。時には、2つ選ぶ時もあるし、紹介するのをやめることもある。選んだ公表用の紹介文を一年分集めて、冊子を作って配布。というのが主な活動。
だいたい毎年、フェスティバルがあったから、そこでの配布を目指して、だいたいこの時期に冊子を作成する。今日、冊子の編集をした。冊子もこれで24冊目。ってことは24年続いてるんだなぁ。

毎回の会合で決める課題本は、7冊前後。年間に会合は隔月なので6回。毎年数冊は紹介しないという決断をするし、繰り越しもある。なので、年間に公表する紹介文ができる本は、30冊くらいから40数冊まであるけど、平均的には35冊ちょっと。仮に37冊とすると、37×24タイトル。今までに900タイトル近い本の紹介文ができたことになる。継続は力な気がする。

公表用の紹介文を選ぶといっても、あまりに偏っている紹介文は避けようとか、勘違いしている紹介文はやめようとか、本の全体像を伝える紹介文にしよう。とか言いながら選んでるだけ。評価自体は人によって違うし、紹介文はあくまでも書いた人の主観に基づく。人によって評価ポイントとか、気に入らないポイントが違う。
そうした違いも含めて、いろんな人の評価を知ることができるのが、このサークルの意義。そして紹介文を読む意味。紹介文を読んで、その本を手にとって、読んでみたら思ってたんと違う。というのもまたおかし。
●2026年10月23日 読書サークル 第146回会合覚え書き

隔月で、課題本の紹介文を持ち寄って、本についてあれこれ言い合うサークル。
今日の会合で出た本についての意見を記録。

今回の課題本は8冊。前回以前からの繰り越しはなく、次回への繰り越しは1冊。7冊についてあれこれ話し合った。
ちなみに各人は紹介文を書いてきていてて、4つを最大として★を付けている。

●「鳥は飛びながら眠る」
(紹介文5つ、平均★数は3.2)
 さまざまな研究事例が紹介されるので、楽しい。どこから読んでもいい。ただし、著者は必ずしも生き物に詳しくないので、ハチドリの休眠、淡水で暮らすアザラシなど、評価部分はおかしなところもある。でもまあ論文紹介自体は問題ないからいいか。という話になった。

●「空で生きる トンボ」
(紹介文3つ、平均★数は4.0)
 写真、イラスト、解説のすべてを著者一人がこなしているのはスゴイ。だからこそか、トンボの体の構造、止まり方、体重など話題が独特。自身の趣味に走っているのが良いという評価。

●「竜はすごい、鳥はもっとすごい」
(紹介文5つ、平均★数は3.0)
 三畳紀の低酸素が、恐竜や鳥の進化に影響した。という仮説は興味深い。ただ、事実と仮説を混ぜた書き方をしている点、自説に都合の良い解釈ばかりを提示する点は、客観性に欠け、普及書としていかがなものか。という話になった。

●「マングース・ヒストリー」
(紹介文3つ、平均★数は3.7)
 奄美大島のマングースの根絶の経過を知れば知るほど、その偉業の凄さを感じる。というのが一致した意見。失敗続きからの成功。度重なる危機を努力・工夫・話合いで乗り越えていく姿は感動物。5回シリーズくらいのドラマにできるのでは?とか言い合う。

●「古文鳥類学」
(紹介文3つ、平均★数は2.7)
 ミステリ仕立ての中身は面白いのだけど、解かれるなぞが4つしかない。そしてすっきり解決する訳でもない。それを物足りないと評した人と、正解を求めない知的遊戯と評した人がいた。

●「小さなパンダ」
(紹介文4つ、平均★数は2.8)
 レッサーパンダについて、いろいろ勉強になった。とみんな言ってた。調査研究のライブな記述がないのが物足りない、という指摘。可愛さとか、保全ゲノミクスとかは、ライブ感の代わりのページ稼ぎか?という指摘もあった。

●「日本の果物はすごい」
(紹介文5つ、平均★数は3.0)
 評価はともかく、みんな果物好きで、楽しく読んだのは間違いなさそう。話はひたすら、出てくる品種を食べたかどうか、そして果物のタネコレクションのススメ。著者はブドウ好きで、柑橘やカキにも興味があるけど、イチゴはともかく、メロンや桃にはあまり興味がなさそう。って話になった。
●2026年10月22日 フェスティバルでの作戦

とにかくミッションは、2人を会わせないこと。幸い顔見知りではないらしい。
●2026年10月21日 新人学芸員の最初の仕事

それは辞令をもらうこと、ではなく。それは似顔絵を描かれること。似顔絵を描くのではなく、描かれる。別にモデルをしなくていい。こちらで勝手に描く手配をするから。でも、気をつけるべき事がある。とくに今回のように、半年ほど前に採用が内定した場合には。

そうそう、あとクジラを呼ぶという仕事もあった。これはまあ、最初にやらなくても年度内でいいかな。もちろん能力に応じた大きさのクジラでOK。
●2026年10月20日 後任との打合せ

目出度く後任人事が終わって、来春には新しい人にバトンタッチ。で、来年3月までは片付けに精を出し、4月からは引き継ぎに精を出すことになる。のだけど、4月に着任してくる前に、打ち合わせておいた方がいいこともいろいろある。はず。最低限何を相談すべきか考え始めた。
●2026年10月19日 果実のタネの収集計画

日本の果物の本を読んで、自分の果物のタネコレクションについて、いろいろ考えるきっかけが得られた。
●2026年10月18日 カヤネズミの球巣探し 第15弾 宇陀市 

今年度の大和川水系のカヤネズミの球巣探しがようやくスタート。本当のラストスパート。
奈良盆地は、昨年度で一応調査完了。のつもりだったけど、12月下旬にステントな事態が生じたので、奈良市北部と生駒市北部の調査は完了せず。3日ほどの調査が今年度に持越になっている。でも、それはさておき、今年度は主に大阪府側の南河内の調査がメイン。やはり大阪狭山市辺りから山際を反時計回りかな。

その前に、昨年度のもう一つの心残りを片付けることにした。それは桜井市吉隠でのこと。水田脇の植物にカヤネズミの巣を見つけたのだけど、その植物名が分からない。2mを超える大きな植物で、水田脇で栽培してるのかなぁ。って感じだった。撮影して植物担当に見せたけど、分からないと言われる。まあすでに植物は枯れてたし難しいか。ってことで、その植物の確認が、今年度の最初のテーマ。
長谷寺駅から吉隠にまっしぐら。で、記憶通りの場所にちゃんと生えてたけど、これって作物かなぁ。そして花も実もないのは一緒。再び撮影してみたけど、イネ科の一種で終わりそう。

当初目的は果たしたので、帰ろうか。と思いながら地図を見てると、吉隠川の源流は、宇陀市榛原にあることに気付く。大和川水系に宇陀市が含まれていたとは! ということで、宇陀市の大和川水系でカヤネズミの球巣を見つけるべく、吉隠川をさらに遡る。1勝5敗。意外と苦戦したが、なんとか球巣を見つけて、今年度最初の調査は成功裡に終了。
次からは大阪府を調査しよう。
●2026年10月17日 鳥の調査の室内実習 2026年度3回目

午前は、公園をウロウロして、調査を念頭にした鳥の観察。今回は、冬鳥の渡来についての話題。午後から長居植物園での10月〜3月の30年分のセンサス結果について話題提供する。その前振り的な感じ。ヒヨドリやヤマガラなどの渡来状況を見てまわった。
ついでに果実の成り具合もチェック。ハシブトガラスのナンキンハゼの枝落としを観察し、ハナミズキを食べこぼすヒヨドリも観察した。

午後からは、各自が持ってきた自分のデータをまとめたものや、研究計画を発表してもらって、意見交換。その前に論文紹介。長期にわたるファウナデータを解析したものとして、野鳥公園の出現記録の解析の論文を紹介。出現日数を使った解析の利点と欠点を考える。同時に大阪府と東京都の傾向の違いに注目。
続いて、地元植物園のセンサスデータ30年分の紹介。鳥学会大会での発表の予行練習。個体数0のプロットを入れるか抜くかでいろいろ議論。

急ぎで帰る人の発表を早めに。ということで、まずはスズメの繁殖と行動圏の話。スズメのコロニーメンバーの行動圏、繁殖ステージによる違いなど、とても興味深かった。スズメの社会を垣間見せてくれた。ちゃんと報告をまとめて欲しい。ちなみに繁殖確認については、判断基準を決めて、どうしてそう判断したかを明確化する必要がありそう。
クロガネモチ果実が食べ尽くされるタイミングの研究。どんな要因が関係しているかというのは、鳥による果実食研究では定番だけど、日本ではあまり行われていない研究なので、どうなるのか興味深い。果実パッチのサイズ、立地、周辺環境、果実サイズなどが関わる可能性がありそうに思う。
初認日の研究は、たまたま行った場所ではなく、毎日のように観察できる同じ場所での情報でないと、その評価が難し過ぎる。そういう意味では、毎日イヌの散歩のついでに記録を残すとかは、とても意味のあるデータにつながりそう。
いろんなため池の水鳥調査は、そもそも何を明らかにしたいかが問題っぽい。
コムクドリの換羽の話は、そのタイミングが、どんどん明らかになってくるのが面白い。初列風切の換羽が数枚進んでから、次列風切の換羽が始まる。というのを初めて知った。

今日の参加者、7組10名の内、2組2名は発表がなかった。それでもいいけど、その2名は今年度からの新規参入組。発表していた5組は、4組が継続組。
今年度で、この企画はいったんお開き。一応、来年度も同様の意見交換の場はあった方がいいかを確認したら、コメントくれた人は継続希望。まあ、継続を希望しない人は発言しないだろうけど。多少でもニーズがあるなら継続方向で考えよう。でも、論文紹介は無くしてもいいような気が…。
●2026年10月16日 地元植物園の果実チェックスタート

今年度も少し出遅れたけど、今日からスタート。初回は果実の成り具合チェックを兼ねる。
●2026年10月14日 大阪府でムクドリが増えた頃

大阪府の鳥の繁殖について書いた時、1980年前後にムクドリが増えたと書いた。書いたのだけど、改めて確認すると根拠が怪しげ。なので、とある連載を書くついでに、根拠を探してみた。
●2026年10月13日 本の編集完了

9月末が締め切りだったはずなのだけど。ゾウが来たのをいいことに、間に合わない宣言をして。それにリアクションがなかったのをいいことに、今日まで引っ張った。別にサボっていたわけじゃないけど、想定以上に時間がかかった。でもまあ、今日でようやく編集完了。自分で用意すべき図の準備も完了。あとは未提出の図が提出されるのを待つだけ。となると現金なもので、なんで編集者からさっさと返事が来ないのかなぁ、と思っていたり。
●2026年10月12日 来年4月からのこと その2

来年4月から来てくれる後任が決まった。が、4月1日に辞令が出るまでは、役所的には確定ではない(役所ではないけど、役所的な組織なので)。それまでは、公には内定者の名前を話せない。まあ、そのうち連絡とって、いろいろ4月からのことを打ち合わせる必要も出てくるけど。

今日は、なにわホネホネ団の活動をしながら、来年4月からのなにわホネホネ団の活動について考えてみた。


●2026年10月11日 ムクドリの電線ねぐら調査計画

昨年、観察に来た時も同じことを考えた気がするけど、来年度からなら時間がありそうだから、本当にやってみてもいいかも。
●2026年10月10日 昔いろんな調査をしたなぁ 少し調べては放置の繰り返しだけど

研究室の机の周りを片付け中。いろいろ懐かしいものが出てくる。懐かしいというか、すっかり忘れていた。
●2026年10月9日 卒業に向けて その7

先月の筆記試験と面接を経て、ついに合格者発表。辞退はなかったので、後任の学芸員が決まった。優秀な方に引き継げることになって、とても目出度い。が、来年4月に向けて、机の周りの片付けをいよいよ本格化させる必要が出てきた。

ってことで、いよいよデータ類に手を付ける。整理は不充分ではあるけど、まずは動かす必要がある。今日動かしたのは、
(学芸員時代の)
・フィールドノート。1978年から現在まで(No.1〜No.170)だけど、1冊無くしてるので169冊。
・長居公園の調査ノート。1994年から現在までの22冊。
・大和川下流部の水鳥調査の調査地図。1994年から現在まで32年×12回ちょっと。
・大阪鳥類研究グループでの共同調査のデータ類。1997年の大阪市内の公園で繁殖する鳥の調査にはじまって現在まで。やけど、最近はすべてデジタルに移行してる。
・市民参加型調査プロジェクトの調査データ類。前回の大和川水系調査プロジェクト、淀川水系調査プロジェクト、都市の自然調査プロジェクト、外来生物調査プロジェクト。
・情報募集して集めた情報類。鳥類(近頃はおもにハッカチョウ)、哺乳類(近頃はおもにヌートリア)、そして断片的ながらも両生爬虫類。
・行事や思いつきの単発の調査データいろいろ。
・スライド類、27ケース。
(大学院時代)
・キジバト調査ノート10冊。
・大学院時代の調査データ、調査地図類、5箱。
・賀茂川鳥類調査グループの賀茂川の調査データ、4箱。

残ってるのは、
・長居公園での調査地図
・鳥類標識調査関係
・長居公園以外での調査地図
・ユリカモメのカラーリング情報

その他に、標本台帳と標本作製ノートがあるけど、これは研究室に残す必要があるよなぁ。

【10月10日の追記】
以下を運んだ。これで調査データの大部分は移動できた。
・長居公園でのセンサス調査の地図、及び果実チェックのシート。1994年度から現在。センサスは171回分。
・長居公園でのカラスの巣チェックのデータ。長居のタヌキ調査のデータ。
・長居公園以外での調査地図。1990年代末以降。
・長居公園以外でのセンサス調査6ヶ所のデータ。
・大学院時代の都ホテル裏山の調査データ。冠島で個人的に取っていたデータ。
・大学院の前の学生時代の調査データ。地元公園での鳥のセンサス、近くの山での鳥のセンサス。鴨川のユリカモメ・ハマシギのデータ。琵琶湖・淀川での水鳥の潜水行動のデータ。ハト類の逃走距離のデータ等々。

【10月15日の追記】
さらに以下を運んだ。これでデータ類の引越は完了。
・キジバトのデータ解析関係
・鳥類標識調査関係のデータ
・ユリカモメのカラーリング情報
・大阪府のガンカモ調査結果

●2026年10月8日 超久しぶりに岸和田市の埋立地

岸和田市の埋立地の生物調査に同行した。大阪湾の特別展を準備してる時は、毎月の調査にできるだけ参加していたのだけど、ここ数年は忙しくて、めっちゃご無沙汰していた。
現地に行ってから気付いたけど、いつも魚を採りまくっていたH崎さんがもういない。いつもいたのになぁ。ってことは、3年ぶり? でもコロナ禍後は初めての気がする。だとしたら、7年ぶり? 正解は、
●2026年10月7日 来年4月からのこと その1

明日は後任の学芸員の採用試験の合格発表。いよいよ後任が決まって、来年3月での卒業が確定する。という中、来年4月からのことについて、関係者で少し話合いをした。いくつか方向性が決まった気がする。

サークル的な関係は、基本的にはあまり変わらないんじゃないかと思う。
・大阪鳥類研究グループの活動は、変わらず継続。
・なにわホネホネ団の活動は、後任の学芸員の意向に左右される部分はあるけど、おそらくあまり変わらず継続ってことになるだろう。もちろん部屋の確保や標本の受入・登録など、いろいろ変わる部分もあるはず。そこも後任の学芸員と調整。
・関西自然保護機構。事務局長をしてるんだけど、変わる理由がないから継続なんだろう。
・友の会読書サークルBooksは変わらず継続。

行事の方は、いろいろ変わりそう。そしてまだ未確定な部分も多い。単発の行事は割と分かりやすい。
・鳥の観察会は、ツバメのねぐらもその他も、実施するもしないも後任の学芸員にお任せ。
・カエルの観察会は、魚の学芸員に押しつけたから継続は決定している。なんなら来年の日程も決まってる。補助スタッフとして手伝うことになりそう。
・ホネの標本作りの室内実習は、まずは後任の学芸員の意向次第だけど、たぶん後任がいきなり担当は難しいだろう。それでも今まで通り実施するか、別の形で実施するかは、4月になってから相談になりそう。なんとなくホネホネ団的関係者は、別の形での継続を考えているような気もする。

シリーズ物の行事系は悩ましい。これからいろいろ検討の余地もあるけど、
・植物園案内動物編は、後任の学芸員と他の動物・昆虫の学芸員にお任せ。毎月実施が維持されるかは不透明。
・ジュニア自然史クラブは、毎月実施を継続。補助スタッフとして当面手伝おうかと考え中。とりあえず4月のミーティングは、補助スタッフと称してホネ洗いをする予定。
・鳥類フィールドセミナーは、今の形の継続はしない。でも、毎月実施の友の会会員限定の鳥の観察会シリーズの継続を検討中。毎月実施なら、今より頻度は高くなる。博物館や友の会との調整は必要。
・鳥の調査の勉強会は、今日検討し忘れた。鳥類フィールドセミナーと同じ形か、大阪鳥類研究グループの活動に吸収するか。もちろん後任の学芸員と相談してから。

その他に、この機会に大幅な変更を検討したのが、
・メーリングリストomnh
・友の会会報の封筒コラム

なぜか分からないけど、4月からもいろいろ働く羽目になりそうな気配が漂ってきた。
●2026年10月6日 インスタグラム 3周年

2023年10月1日にインスタグラマーになった。他のネタを書きたくて後回しになっていたけど、10月1日にインスタ歴4年目に突入していた。3年目をまとめておこう。 3年目終了時点の投稿数は797件。3年目の投稿270件。2年目の投稿271件。1年目の投稿256件なので、ちょっと増えた。
満3年時点のフォロワー311人、フォロー101人。満2年時点は、フォロワー245人、フォロー112人。満1年時点は、フォロワー173人、フォロー133人。毎年フォロワーは増えて、フォローは減っている。

投稿の方針は、変わらず。
・1日1回まで。
・その日に撮影した画像。投稿するつもりで撮影して投稿忘れて残念、となったりする。
・投稿するのは、自然史関連の対象のみ。人物はもちろん、風景もなし。

投稿分野は、
・哺乳類:49件
・鳥類:127件
・爬虫類:4件
・両生類:8件
・魚類:1件
・甲殻類:1件
・等脚類:1件
・クモ類:1件
・昆虫:23件
・貝・軟体動物:5件
・菌類・地衣類:2件
・植物:45件
・化石:1件
一番多く投稿した分野は、鳥類(47%)、哺乳類(18%)、植物(17%)。トップ3は、3年続けて府道。1年目と変わらず。この3つが占める割合は、3/4から4/5に増加。撮りやすい虫系がもっと増えても良さそう。
ちなみに3年目は、10月2日のスズメの砂浴びに始まり、9月30日のバンのヘルパーで終わった。
●2026年10月5日 大きな皮処理

先週の大物処理の続き。頭の皮をやっつけた。大きくて動かすだけで大変。出して来て広げるだけで、30分。主だった肉を取り除くのに3時間半。大きくても、鼻の付け根、口・耳・目の周りを処理するのは一緒。液浸にセットするのに45分。随分と肉を取り除いたのにやっぱり重い。
雨の中、上は合羽を着て作業したけど、下半身はビショビショ。作業中は暑いくらいだったけど、作業終わったら、濡れてて寒い。
●2026年10月4日 雨中の観察会

結果的には、ほぼずっと雨が降っていた。こうなると分かっていたら、絶対に雨天中止。でも、近頃とても珍しい天気予報の大外れ。実施かどうかを判断するタイミングで、雨天中止のチョイスはなかった。
●2026年10月3日 陸クジラ解体の3日間

10月1日に陸クジラの死体が到着。その午後から作業を始めて、3日目の今日完了した。作業時間は、1日目11:00- 17:30、2日目10:00-17:30、3日目10:00-14:30(そこから外の片付け1時間と、室内での片付け1時間半ほど)。解体にかかった時間は、合計18.5時間。参加者数は、 1日目10名、2日目35名、3日目21名。全員が頑張りまくったという訳ではないけど、なにかしら作業したり手伝ったりしていた。大勢が来てくれたから3日間で作業を一段落させられた訳で、なにわホネホネ団さまさま。平日にあんなに大勢集まったのには、少し引いたけど。
●2026年10月2日 幼稚園児にクジラの話2026

秋恒例の某幼稚園児達へのクジラの話。今年が最後の担当。昨年以上に早いので、今までで一番早い。例によって、みなさんナガスケ紙芝居で予習をしてからきてくれる。
今年は、5クラス約110人(+先生10人)。最後もポーチのクジラの下でお話。他にも団体がいたので、声を張らなくてはだし、子どもの声も聞き取りにくい。遠足シーズンには剥いていない。10分のトークと10分の質疑。今年もクジラ庖丁を準備。と思ったら、昨年も来た先生から、今年はクジラのホネは登場しないんですか?と当日言われて、慌ててマッコウクジラの肋骨を取りに行く。

例によって最初に今日は3つのことだけ覚えて帰って欲しい。と宣言して、
・ナガスケは、シロナガスクジラではなく、ナガスクジラ。
・ぶら下がっている3匹とも、大阪の海で見つかった。
・クジラは、歯のないヒゲクジラと、歯のあるハクジラに分かれる。
と言ってから、軽くクジラ庖丁を紹介。そしてマッコウクジラ肋骨を見せて、先生と園児たちに持たせてみる。

そして後半の質問コーナーへ。事前にもらってた質問は10こ。そこから先生が各組5つを選んで質問。朝から調べて答えを準備してある。

・どうしてナガスケを飾ろうと思ったの?
 →みんなに見せびらかしたかったし、大阪湾にこんなに大きなクジラが来る事をしって欲しかったから。でも実は、収蔵庫に入れておくと場所をとるから。

・ホネは全部で何個? 一番大きなホネと一番小さなホネは?
 →よく訊かれるので数えてみた。ナガスケのホネは、178個。頭骨が一番大きく重い。一番長いのは、下顎骨。一番小さいホネは、見えてる範囲では指先のホネ。

・クジラのホネの中はどうなってるの?
 →私たちのホネと一緒で、けっこう穴が空いてる。私たちと違うのは、ホネ自体がけっこうスカスカなこと。

・どうしてクジラは死んでしまったの?
 →ぶら下がってる3匹の死因は不明。でに、船に衝突したらしく、一部のホネがバラバラのクジラも回収した。2年前のマッコウクジラは、生きた状態で見つかったが、イカなどの食べ物がなくて餓死した。

・クジラはなにを食べて大きくなったの?
 →マッコウクジラはおもにイカを食べます。ナガスケやザトウクジラは、大きな群れで暮らしているオキアミや小さめの魚のを、大きな口でガッバーと食べる。

クジラの寿命の質問は没だった。せっかく調べたのに。大きなシロナガスクジラやナガスクジラは、100年弱。それより小さいヒゲクジラやマッコウクジラ、シャチは、50-70歳前後らしい。ただ、ホッキョククジラは別格で、200歳まで生きるとされる。

ともあれ、幼稚園児たちは来年以降もやってくるだろうけど、担当するのは今年が最後。来年からは、後任が担当するのか、萌蔵が担当するのか、化石ホネ屋が担当するのか。それは来年のこころだ。
●2026年10月1日 陸クジラがやってきた

9月の初めに、とある動物園からメールがきた。ゾウの具合が悪い。冬は越せないと思う。死んだら引き取ってもらえないか。という話。地元の博物館に断られたので、こちらの話がきた(という話は今日聞いた)。なんと牙付き。うちには展示室のを覗いても、既に4体所蔵しているけど、牙付きはいない。
これは絶対に欲しい。と心は決まってたけど、一応先方には相談しますと返事して、隣の席の萌蔵と相談。もらおうもらおう。すぐにまとまった。他の学芸員も、まあクジラに比べたら小さいし。という反応。なんか基準が変になってないか? ともかく館内でも一昨日に承認が得られた。
冬は越せないというのであれば、寒くなってきた頃以降の話かな。この秋の内に、砂場を埋めてる後半のマッコウクジラを回収して、砂場を空けないとな。そのためには裏に並んでいる前半のマッコウクジラとニタリクジラの残りを片付けておかねば。と考えたのも一昨日。

あとから確認すると、その一昨日の深夜にメールが入っていた。でも、知ったのは、昨日の朝。その動物園から電話がかかってきた。昨夜、亡くなったとのこと。えー。確かに冬は越えなかったけど、早すぎるやろ! という類いのことを口走る。すぐに剖検をして解体する。ので、今晩持って行ってもいいか?とのこと。いや無理無理無理。なんとか今日の朝持ってくるってことで合意してもらえた(結果的には、剖検もそこそこに、解体してトラックへの積み込みが終わったのは、日が変わって今日の早朝。最初から無理やったやん)。
昨日は、ルーティンの調査の最中に電話がかかってきた。現場に行くのは無理なので、ということで萌蔵が行ってくれた(これまた結果的には、萌蔵に行ってもらえてよかった。いろいろさらなる打合せの必要も明らかになったし、行ってたらこっちの準備ができなかった)。
調査が終わったら、いそいで博物館に戻って、裏に並んでいるクジラのホネをあちこちに片付けた。というか隠した。どう片付けるか難しいから後回しにしていたのだけど、必要になってみると、どうにかなるもんだった。その他の物も片付けてスペースを作って、ブルーシートを広げておいた。

今朝、午前8時に先方の動物園を出発。博物館には、午前9時半に到着(迷って遅くなったらしい)。”ばっかん”の付いたでっかいトラック、ユニックの付いた中位のトラック、リフトが付いてる小さめトラック。の3台編成。順に、頭以外、頭、肉が載っていた。先方から6人、こちらは学芸員中心に10人ほど。これを作業場所に下ろすのに2時間。午前がほぼ終わった。受入と登録作業の後、昼食。
午後から、なにわホネホネ団のメンバーが増えて、皮剥きと肉取り作業スタート。それを尻目に、砂場からクジラのホネを回収して、水漬け。昨日からクジラのホネを運びまくっている。なんとか新入りの大物を並べる場所を作った。2時間半もかかった。で、ようやく陸クジラに参戦。
まずは内臓のサンプリング、舌骨の回収。とかやってたら、1時間。その頃には取り外した肉がたまってきていたので、その処理。とかやっていたら、日没時刻が迫ってきたので今日の作業は終了。結局皮剥きしていない。

大物は、7m級のヒゲクジラくらいのイメージ。大きくて重く、大きいパーツを動かすのは大変で、頭はぜんぜん動きそうにないけど、途方に暮れるほどではない。肉取って、ホネ外して、砂場に運んだら作業終了。余裕を見て、明日明後日も作業日に設定した。
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