講演録

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 学芸員なんて仕事をしていると、ちょっと話してくれってな話が舞い込んできて、断りにくかったりします。研究者だから、学会発表をしたりもします。あと、もちろん博物館の行事やらで人前で話をする機会もたびたび。
 もともと人前で話をするのは苦手です。さすがに近頃は慣れてきて、あがるということはなくなってきました。それでも我ながら訳のわからん事を話していることもしばしば。
 というわけで、記録を残して講演結果を反省しつつ、今後の参考にしようと思い立ちました。謙虚ー。
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2024年4月20日 14:25-14:50 自然史オープンセミナー「プロジェクトY〜大和川水系調査〜中間発表&今年の調査」

タイトル:
「哺乳類班の調査について」「両生爬虫類班の調査について」「鳥類班の調査について」
場所:大阪市立自然史博物館 講堂
聴衆:21名+オンライン20名
経過と準備:3日前に3時間かけて、調査計画をつくって、2023年度の成果を示す対象をセレクト。前日に7時間かけて分布図作成してはめ込む。当日、朝に分布図2枚追加、昼休みに分布図1枚追加。基本的には、20年前の分布図と、この1年に集まったデータで作成した分布図を見せる。ヌートリア、イワツバメ・コシアカツバメ、イソヒヨドリは大阪府全体の分布図と、奈良盆地の分布図という組合せ。
講演内容:哺乳類班は、カヤネズミとヌートリア中心で、ヌートリアのデータを示す。両生爬虫類班は、アカガエル類中心で、分布図を示す。スッポン、ヒキガエル、モリアオガエル、カジカガエルの情報募集。鳥類班は、ツバメ類とイソヒヨドリのデータは手厚く示し、カワウとサギ類、そしてカワガラスの分布図も示した。おもには繁殖期の河川の鳥の調査の参加者募集。
反省:今年も画像入れるのを忘れた。質問は一つもなし。とっちらかっていたし、面白くなかったのかも。
2024年3月17日 13:00-15:00 日本生態学会第71回大会

タイトル:
「大阪市におけるツバメの巣の分布の変遷:2012年と2022年の比較」
場所:リモート
聴衆:■名
経過と準備:2012年と2022年に大阪市内24区を自転車で走り回って調べた結果を報告。この機会に、データを整理して、巣の位置のプロットを示そうと思っていたが、直前に全然時間がとれずに断念。区毎の巣の数というザクッとした結果の紹介になった。準備は、3日前に1時間半かけて、構成と枠組みを決めた。2日前に3時間半かけて、ポスター完成させて、アップした。グラフを1つ作った以外は、ありものの図表を並べただけに近い。1時間近くは、ファイルサイズを5MB以下に収めるために画像サイズを減らす事に着いたしていた。
講演内容:自転車で走り回るという調査方法の説明、見逃し率の推定、区毎の巣の数と、水田の有無との関連。10年間での巣の数の減少傾向。2012年の巣の密度と減少率との関係。
反省:講演要旨に大阪市23区と書いてあった…。質問は1つ頂いた。
2024年3月5日 16:00-16:30 大阪鳥類研究グループ総会

タイトル:
「大阪府下の公園で繁殖する鳥の調査 第6回の報告」「大阪府のイワツバメとコシアカツバメの繁殖分布の変遷」「2014年の大阪府のムクドリ・イソヒヨドリ・ハッカチョウ繁殖分布調査」
場所:ハイブリッド
聴衆:対面12名+リモート14名
経過と準備:2日前に3題のパワポ準備。後の2題は、以前話したことがあるので、並べ直しただけ。公園調査は、表をカラーで仕立て直した。約2時間。
講演内容:大阪府の公園調査は、過去6回の出現公園数の変遷を中心に。コシアカツバメとイワツバメの繁殖分布については、変遷、今回の調査方法、見逃しの可能性などを紹介。過去の泉南でのイワツバメの繁殖情報をいう思わぬ収穫があった。今年の調査にむけて、2014年のムクドリ、イソヒヨドリ、ハッカチョウの分布調査を振り返った。おもにイソヒヨドリの繁殖分布の変遷について語った感じ。
反省:4年ぶりに対面開催。大部分が対面参加かと思ったら、予想外にリモートが多かった。が、チャットでの質問見逃したり、Zoomで共有した画面はスライドショーではなかったり(うまくできなかった)、いろいろミスが多かった。また、パワポの画面の送り方に変な癖が出て、何度も立ち上げ直した。
2024年3月1日 09:30-17:00 地域自然史と保全研究大会

タイトル:
大阪府南部、とくに貝塚市の哺乳類
場所:大阪市立自然史博物館 ナウマンホール
聴衆:83名
経過と準備:2日前に、約1時間半で準備。昨年の鳥学会大会でのイワツバメの発表に、昨年の学芸ゼミで話したコシアカツバメの分布の変遷を組み込んだ。
講演内容:軽いイントロと調査方法の説明の後、イワツバメ(分布図5枚)とコシアカツバメ(分布図3枚)の繁殖分布の変遷を示す。最後に情報提供者リスト。
反省:大阪鳥類研究グループ名義で発表。
2024年2月8日 10:00-10:45 貝塚市立東山小学校

タイトル:
大阪府南部、とくに貝塚市の哺乳類
場所:大阪市立自然史博物館 講堂
聴衆:119名
経過と準備:貝塚市の動物について話して欲しい、とのリクエスト。前日に約2時間かけて準備。
講演内容:地図で小学校の位置と周辺環境を確認。貝塚市に生息する哺乳類のリスト。からの、貝塚市にいないシカの話。あとは、食虫類、アブラコウモリ、齧歯類、ノウサギとイノシシ、食肉類の生息状況と見つけ方。最後にヌートリアとハッカチョウの情報募集。
反省:ネット配信がないので、著作権のしばりが緩めでありがたい。WINDOWSでの動作を確認し忘れたので、文字化けと文字のずれの嵐だった。最後の12分ほどは質問タイム。学校の周りで哺乳類を見たという話もいっぱいしてくれた。あまり笑いはとれなかったけど、興味は持ってもらえた様子。
2024年1月31日 14:00-14:30 大阪市エコボランティア研修

タイトル:
自然史博物館のボランティアについての概要
場所:大阪市立自然史博物館 実習室
聴衆:13名
経過と準備:12月に突然、研修を引き受けて欲しいという打診があった。なんやかんやで、30分ほどのトークを引き受けることに。前日に1時間ほどで準備。
講演内容:ボランティアは入れてない宣言から、友の会、なにわホネホネ団、自然史フェスティバル、市民参加型調査、補助スタッフ制度の紹介。
反省:一応笑いは取れたけど…。友の会入会を強く勧めていたけど、3人くらいはすでに会員だったもよう。
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