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本の紹介「鳥は飛びながら眠る」

「鳥は飛びながら眠る 超小型センサーで覗く野生動物の私生活」渡辺佑基著、中公新書、2026年4月、ISBN978-4-12-102906-5、1120円+税


【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。

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【冨永則子 20260624】
●「鳥は飛びながら眠る」渡辺佑基著、中公新書

 「アフリカゾウしか知らぬ悩み」「子どもが野菜を嫌う理由」「旅先で寝付けぬ理由」「波平とフネに第四子が産まれたら」「ヒトに友達がいるという謎」などなど、表題になった「鳥は飛びながら眠る」以外にも、いったい何のこと?と興味を惹きつけられる小見出しが並ぶ。著者はバイオロギングという手法でサメやアザラシなどの海洋動物の生態を調べる研究者。日々の業務として数々の科学論文を読む中で、人に話したくなるような面白い論文に出会う。そんな論文を「怠ける」「食べる」「眠る」「産む、育てる」「群れる」をテーマに分け、自身の研究例や体験談を交えながら解説し、野生動物のみならず、ヒトの行動や体の働きに潜む進化的な意味まで深堀りしていく。ぜひ、きのしたちひろさんのイラストでも見てみたいと思った。

 お薦め度:★★★★  対象:ヒトも生物の一つってことを忘れてる人に
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