友の会読書サークルBooks

本の紹介「サメってさいこう!」

「サメってさいこう!」オーウェン・デイビー著、偕成社、2017年12月、ISBN978-4-03-348380-1、1800円+税


【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
 もし紹介文についてご意見などありましたら、運営責任者の一人である和田(wadat@omnh.jp)までご連絡下さい。
[トップページ][本の紹介][会合の記録]

【冨永則子 20180817】【公開用】
●「サメってさいこう!」オーウェン・デイビー著、偕成社

 サメは恐竜が生まれる2億年も前から地球で暮らし、現在、500を超える種がいる。サメは軟骨でできている魚だ。地球上の海という海に存在するが、大絶滅の危機を何度も乗り越え、それぞれの環境に合わせ、生き残れるように様々に進化してきた。大きさは元より、なんで?と言いたくなるような突拍子もない姿形のサメもいる。大昔から生き残るサメは神話にまで登場するほど人間の暮らしにも深く関わってきた。イラストとしてデフォルメされているのだろうがサメの特徴がよくわかる。

 お薦め度:★★★  対象:夏休みに海に遊びに行った子にも、行かなかった子にも


【上田梨紗 20180817】
●「サメってさいこう!」オーウェン・デイビー著、偕成社

 サメについての解説がされている中で「ひれのかずで なかまが わかる」は、500種類を8つの目にわけている説明が絵つきで簡単にされており、とてもわかりやすく「そうなんや!」を感じることができました。その他にも巻頭に目次、巻末にサメの名前の索引があるので気になるページへすぐ行けます。サメってさいこう!かは、さておき(!)サメの多様性に驚かされました。わたしはダルマザメにだけは、海で遭遇したくないです。イラストは海外特有の、ポップな可愛さがあり、見ているだけでも楽しめます。

 お薦め度:★★★  対象:すべてのお子さま、サメに偏見がある人、イラストレーターを目指す人


【西本由佳 20180624】
●「サメってさいこう!」オーウェン・デイビー著、偕成社

 とってもかわいいサメの本。特徴をデフォルメされたイラストがとてもかわいい。本物は絶対こんなにかわいくないのだろうけど、思わずサメに親しみを持ってしまう。サメというと、人食いザメか、ぬいぐるみにもされるのどかなジンベイザメくらいしかイメージがなかったが、いろんなのがいる。エイみたいに平たいサメ、発光するサメ、クジラについて行っておこぼれをねらうサメ、「1日のほとんどを海底にずらりとならんで、じっとしている。でも、イタズラをしたら、ぱっと、かみつくよ」なんてものまでいる。水族館に行きたくなった。

 お薦め度:★★★  対象:サメって怖いと思う人


【和田岳 20180817】
●「サメってさいこう!」オーウェン・デイビー著、偕成社

 者はイギリスのイラストレーター。特徴をとらえつつもデフォルメされた可愛いサメのイラストがいっぱい並ぶ。
 サメの分類(8つの目の検索表が載ってる!)、形態(いろんな歯が並ぶ)、採食生態(水中から見たら、サーファーのシルエットは、オットセイやウミガメに似てる!?)、社会生活、大きさなどを比べ(一番小さいのは、たぶん20cmほどのペリーカラスザメ)、形の面白いサメを紹介し(アカシュモクザメ、ヒラシュモクザメ、インドシュモクザメ、シロシュモクザメの見分け方が判る!)、繁殖生態(卵胎生と胎生を区別してる)、人との関わり(マーナというサメの神様)とサメのあれやこれやをいっぱい紹介している。軽く網羅しつつ、面白トピックを取り上げてる感じ。
 最後は、サメの多くが絶滅の危機にあることを紹介。に留まらず、「わたしたちに、なにができるだろう?」として、エネルギーをあまり使わない生活、ペットを飼うときの注意、「海のエコラベル」の紹介、海のゴミ問題などにまで言及。
 本文はもちろん、表紙、見返し、目次にもたくさんのイラストが並び、デザイン的にも全体的に統一感があって、とても綺麗。

 お薦め度:★★★★  対象:サメが好きでも嫌いでも


[トップページ][本の紹介][会合の記録]