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本の紹介「お茶の科学」

「お茶の科学 「色・香り・味」を生み出す茶葉のひみつ」大森正司著、講談社ブルーバックス、2017年5月、ISBN978-4-06-502016-6、1000円+税


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【六車恭子 20180223】
●「お茶の科学」大森正司著、講談社ブルーバックス

 私たちが飲んでいる「お茶」、この本を読めばその味わい方が一変するだろう!緑茶、紅茶、ウ一ロン茶…、と色々あるが、お茶の木は世界でたった一種、その製法でかくも多様をきわめている。発酵か、半発酵か、非発酵か…。
 チャの原木は中国雲南省の奥地、ミャンマー、ベトナム、ラオス、タイの国境近くだと考えられている。このゴ一ルデントライアングルはさまざまな植物の起源と考えられているらしい。
 世界の様々なチャの文化やその飲まれ方、硬水か軟水が最適か…、お茶研究50年の著者がその業界の最前線を語るスペシャル本!お茶が飲むお薬であり、心を豊かにしてくれる一品であることを解き明かしてくれる好著!

 お薦め度:★★★★  対象:身体に不調のある方はなおさら


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