友の会読書サークルBooks
本の紹介「きりん」
「きりん」齋藤美保文・菊谷詩子絵、福音館書店かがくのとも2026年2月号、418円+税
【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
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【冨永則子 20260624】【公開用】
●「きりん」齋藤美保文・菊谷詩子絵、福音館書店かがくのとも2026年2月号
きりんさん。長い脚に、長い首。あかちゃんでも絵や写真を見ただけで、それと認識するほど、よく知られた生き物。でも、生まれ故郷のアフリカで、どんな暮らしをしているかはオトナでも知らない事が多い。キリンの子育てを通して、キリンの生態を知っていく。本著は文を書いた斎藤美保氏の『キリンの保育園』をベースに小さい子どもたちにも理解できるように展開されている。菊谷詩子氏の絵はクローズアップなどのアングルの使い分けで写真では表現できない迫力を生んでいる。林の中に隠れるキリンを探す画面は『キリンの保育園』の中に実際の写真として載っていた。
お薦め度:★★★★ 対象:かわいいきりんさんも、私たちと同じ生き物だと感じるために
【里井敬 20260624】
●「きりん」齋藤美保文・菊谷詩子絵、福音館書店かがくのとも2026年2月号
本文の始めの見開き2ページを縦に使った絵でキリンの背の高さを感じます。長い首を起用に使って生活し、背の高さを生かして見張りもできます。斑模様は林の中では目立たなく、子育てもしやすいです。おかあさんキリンは交代で外の草原に餌の草を食べに行きます。ライオンが近づいたら、キックして追い払います。夜になると親は立ったままであまり眠りませんが子供は座ってぐっすり眠ります。付録のキリンの好きな食べ物は見たことのない葉や実の植物です。アフリカの植物の名前を調べるのは苦労が多かったと思いますが、知ることによって見える世界も広がったそうです。
お薦め度:★★★★ 対象:アフリカの動物に興味のある人
【西村寿雄 20260614】
●「きりん」齋藤美保文・菊谷詩子絵、福音館書店かがくのとも2026年2月号
動物園で見られるキリンはあくまで飼育舎の中のキリン。キリンは本当の自然界の中ではどんな生活をしているだろうか。この本は、キリンの野外でのようすを子どもにもわかるように描いてくれている。アフリカの草原や大きな樹のかげにかくれたキリン、森林の中のキリンの絵には迫力がある。動物園で見慣れている子どもたちも興味深く見るのではないか。
お薦め度:★★★ 対象:動物好き子どもから大人まで
【和田岳 20260625】
●「きりん」齋藤美保文・菊谷詩子絵、福音館書店かがくのとも2026年2月号
アフリカのマサイキリンのサバンナでの暮らしの一端を、子育てを中心に紹介。『キリンの保育園』の著書がある著者が、自らの調査での出来事を紹介。食性、保護色、夜の様子。調査したから分かる色々が盛り込まれている。中でも、保育園での様子は、この著者ならでは。
著者は、キリンの模様で個体識別して研究していた。この絵本の絵も個体ごとに大雑把には模様が描き分けられているらしい。3頭の子どもキリンは、角の先の毛でも描き分けられているので分かりやすい。とにかく、キリンの模様を描くのは大変だったろうと推察できる。
お薦め度:★★★ 対象:キリンに興味がある人
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