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本の紹介「ホタルの里」

「森の新聞 4 ホタルの里」大場信義著、フレーベル館、1996年7月、ISBN4-577-01659-1、1500円+税


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【六車恭子 20031012】
●「ホタルの里」大場信義著、フレーベル館

 子どもの頃、手の平でほのかに明滅したホタルが著者の今を決定したようだ。長じてホタルの研究者になった著者は沖縄県の石垣島の森の中に突然あらわれたヤエヤマホタルの放つ光のじゅうたんに遭遇する。この「ホタルの木」でつかの間くり広げられた光のショーはもう二度と目にすることは出来ない。
 ヘイケボタルとゲンジボタルの光り方の違い、ホタルの木は雄と雌の出会いの場であり、中には飛べない雌はフェロモンで雄に信号を送ることやらホタルの知識が盛り沢山です。しかも著者の住む神奈川県横須賀では失われた谷戸田で、「ホタルの里」復元に関わった試みは各地に波及して人と自然の関わりのテストケースとして注目されている。ホタルと人の結びつきは予想を越えて強いようだ。

 お薦め度:★★  対象:環境問題をライフワークにしたい人

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