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本の紹介「ヘビのひみつ」

「ヘビのひみつ」内山りゅう著、ポプラ社、2009年2月、ISBN978-4-591-10748-5、1200円+税


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【西村寿雄 20090421】【公開用】
●「ヘビのひみつ」内山りゅう著、ポプラ社

 ヘビにとことん密着した写真本である。まず、表紙のクローズアップ写真に引きつけられる。静かなまなざしのヘビの顔、美しい眼と不気味に光り輝くウロコ、冷静な生きもの象徴である。脱皮の写真も見事。目が白くなり、やがて口の先からするすると皮をぬいでいく。ヘビは水中を泳ぐのも、木登りも得意。その秘密はおなかのウロコにある。お腹のウロコは特別仕立てだ。「ぱくっ!」、あっ、ネズミをしめころしてまるのみだ。口からこぼれ落ちそうなにわとりの卵もなんなく「ごっくん!」。伸縮自在な皮膚が功をそうしている。は虫類のかくされた生態が見事に写し出されている。

 お薦め度:★★★  対象:へび好き、へび嫌いのあなたへ

【和田岳 20090619】
●「ヘビのひみつ」内山りゅう著、ポプラ社

 ヘビについての美しい画像が並ぶ写真絵本。表紙見返しには、「この本に出てくるヘビたち」として、アオダイショウ、シマヘビ、ヒバカリ、ヤマカガシ、マムシが紹介されているが、実際に登場する大部分はアオダイショウ。アオダイショウの暮らしのさまざまな場面をとらえた写真が満載。細長いヘビの写真を撮るのは、なかなか難しいと思うのだが、さすがはプロ。ヘビ好きにはたまらない一冊だろう。不満なのは、ジムグリが出て来ないこと。

 お薦め度:★★  対象:ヘビ好き

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