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本の紹介「ゲッチョ先生のうんこいろいろ探検記」
「ゲッチョ先生のうんこいろいろ探検記」盛口満著、木魂社、2025年6月、ISBN978-4-87746-122-5、1800円+税
【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
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【萩野哲 20250920】【公開用】
●「ゲッチョ先生のうんこいろいろ探検記」盛口満著、木魂社
ゲッチョ先生がコロナパンデミック時代をうんこで乗り切ったお話し。元同僚の安田さんの絶大な影響で、学長稼業で心身ともに疲れ果てた日も、風邪ひきの日も、うんこ探しに邁進する。そして完成したのが本書。うんこ関わりのいろいろな話題満載。動物の消化能力、ホネホネ、糞虫、G、尻穴脱出虫、etc。竜のうんことの俗説もある竜涎香の話にも多くの頁を割いている。フクちゃんが企画した展覧会「世界はうんこでできている」に疑問を呈するが、最後まで世界は何でできているか、結論は出なかった。
お薦め度:★★★ 対象:うんこに興味があるあなた
【和田岳 20251024】
●「ゲッチョ先生のうんこいろいろ探検記」盛口満著、木魂社
自由の森学園時代の同僚であるヤスダさんと一緒にいろんなうんこを探してまわる。交換してコレクションを増やす。アナグマ、オオコウモリ、ヤンバルクイナ、ヌマガエル。うんこなら何でもあり。そして行き着く竜のうんことも呼ばれる竜涎香。全体の中で竜涎香のパートが一番多く、竜涎香についていろいろ知ることができる。知ることができるといえば、自由の森学園時代のマキコとの関係性、そしてマキコの生いたちまでもがいろいろ判る。変な教師と教え子の関係だと思ってたけど、やっぱり変わってる。
それにしても、ゲッチョの前で何か話をしたら、それがいつの間にか本に書かれている。ゲッチョが一緒に呼ばれた講演会で、マキコが講演で喋った内容がいっぱい載ってる。なにわホネホネ団成立の経緯も載ってたりする。
お薦め度:★★ 対象:うんこand/or竜涎香、あるいはゲッチョやマキコ(なにわホネホネ団団長)に興味がある人
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