大阪府下のツバメチドリの繁殖

確認データ   分布図

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ツバメチドリの繁殖状況と解説

 おもに数少ない旅鳥。埋立地で、時には内陸の農耕地や河川敷で記録がある。1986年と1990年に堺市の埋立地、1992年7月に淀川(鳥飼大橋上流左岸)、1998年に堺市7-3区埋立地で繁殖例がある。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧II類とされている。
 全長26cm程度。埋立地や河川敷、農耕地などに生息し、おもに昆虫を捕食する。地上で採食するだけでなく、飛びながら空中の昆虫も捕まえる。繁殖期は4月〜6月頃で、裸地の地上に巣をつくる。


私自身が確認した情報(【和田】と表示)を中心に、大阪市立自然史博物館へ寄せられた情報(【博物館】と表示)、和田個人が聞いた情報(【個人情報】と表示)、文献情報(【文献】と表示)を基に作製しました。

文献リスト
(1)小山慎司・九野昭浩ほか(1990)大阪の鳥.むくどり通信(90): 8.
(2)有田八郎(1992)大阪の鳥.むくどり通信(102): 9.

博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
 なし


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確認データ

※観察記録は、5月-7月に限る。

【北河内】
●守口市:淀川鳥飼大橋上流左岸
 1992.7.5 やっと飛べるくらいの巣立ちビナ2羽【文献2】

【泉北】
●堺市:堺2区埋立地
 1986.7.28 繁殖確認【文献2】
●堺市築港新町4丁:堺7-3区埋立地
 1990.8.26 幼鳥を含み10羽以上【文献1】
 1998.7.4 綿毛のヒナ確認【和田】