2-3 陸の貝

もともと水中で生活している巻貝は、エビやカニと同じように、鰓(えら)という器官を使って水の中に溶け込んでいる酸素を取りこんで呼吸をしています。しかし、陸上に進出した巻貝の多くは、体表の一部を変化させて、空気中からじかに酸素を吸収するための器官である「肺」を持つようになりました。このような巻貝のグループが有肺類(ゆうはいるい)です。
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