■サワガニ・モクズガニ班とは

 サワガニはもっぱら淡水で生まれて一生を送るカニです。モクズガニは海で生まれて河口付近で小さなカニになり、川を何キロ、何十キロメートルも上って淡水域で大きくなり、繁殖する時にはオスもメスも海へ戻っていく回遊型のカニです。大和川でさまざまな調査をする機会にこれらのカニのデータをあつめ、流域での現在の生息状況を明らかにしようと思います。また、モクズガニを捕まえたら、こうらのサイズ(幅と長さ)をしらべて、海から上るにつれてどのように成長していくかを考えてみましょう。


●モクズガニ
 モクズガニは淡水域の川や湖などで成長し,成体になると河口から海域に下り繁殖します.ハサミに毛がたくさん生えているのが特徴です.
問い合わせ:動物研究室の山西 yamaryo@omnh.jp まで
<<もどる