自然史講座 ・ 科学映画会
やさしい自然かんさつ会 ・ テーマ別自然観察会 ・ 地域自然誌シリーズ
室内実習 ・ 高校生シリーズ
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◎「三瓶山の縄文時代埋没林と年輪年代学」(4月10日)
・講師:那須孝悌(第四紀研究室)
・参加者:47名
・内容:島根県三瓶山の北方、小豆原で発見された埋没林の様子をOHPとスライドで説明。三瓶山の活動史を説明。第四紀でも新しい時代の試料についての色々な年代測定法、および年輪年代学の学史と展望を説明。三瓶山北方小豆原における埋没林調査の目的と意義を説明。
◎「岸和田市で見つかったワニ化石」(5月8日)
・講師:樽野博幸(地史研究室)
・参加者:49名
・内容:岸和田自然資料館の依頼で調査を進めていた「キシワダワニ」の報告書がまとまったので、その内容にそって話をした。キシワダワニ産出地点の地形と地質、日本の既知のワニ化石の紹介、キシワダワニの形態、ワニ目の分類体系、キシワダワニの分類的位置、キシワダワニ生息時の環境、キシワダワニの埋積場所と埋積過程。頭骨破片のレプリカを接着したものを、岸和田自然資料館から借りてきて見せた。また、調査の参考にしたナイルワニ、インドガビアル、マレーガビアルの頭骨レプリカも使用した。
◎「紀伊半島東部の四万十帯 −現地性緑色岩はあるか?−」(6月12日)
・講師:川端清司(地史研究室)
・参加者:45名
・内容:これまで総研などで研究してきた(現在も継続中)、「日本列島に沿った白亜紀末〜古第三紀にかけての海嶺沈み込みとその地質学的影響」について経過を話したあと、今後の研究の進め方として考えていることを、3月末に行った志摩半島の予察的調査の結果を中心に話を進めた。
◎「クマバチの生活史の謎」(7月10日)
・講師:岡本素治(植物研究室)
・参加者:58名
・内容:前半は、クマバチの系統的位置づけ、社会性進化系列の中でのクマバチ、クマバチの生活史、クマバチの生態と形態的特徴(頭舌比、盗蜜、トンネル生活)を順に説明。後半は、昔NHKのウォッチング用に撮影したビデオを上映した。
◎「旅をする蝶・アサギマダラ」(8月14日)
・講師:金沢 至(昆虫研究室)
・参加者:85名
・内容:特別展の解説を兼ねて、特別展でも大きく扱っているアサギマダラについて紹介した。いったん集会室に集まってから、特展室へ移動して解説。それから講堂へ移動し、スライドを見せながら「これまでの再捕獲」、「なぜ渡りをするか」について説明した。
◎「大阪で繁殖する鳥」(9月11日)
・講師:和田 岳(動物研究室)
・参加者:70名
・内容:1996年からNature Studyなどで呼びかけて集めた大阪府の鳥の情報のうち、繁殖に関わる692件の情報。それに1994年以降自分自身で大阪府下の各地に行って集めた情報を加え、合計3455件の繁殖情報を用いて、大阪で繁殖する鳥の分布地図を作成して紹介した。
地図の説明以前に、鳥の繁殖の判定の仕方、鳥から見た大阪の自然の概況、大阪で繁殖する鳥の変遷を説明していたら、時間が足らなくなり、肝心の地図の説明は短くなってしまった。
◎「干潟の貝と平野地下の化石の貝」(10月9日)
・講師:石井久夫(第四紀研究室)
・参加者:41名
・内容:各地の干潟の生き物と比較しながら、豊中市穂積遺跡での地層の重なりと化石軟体動物相の変遷の話を軸にして、平野の地下から見つかる貝化石からわかることについて解説。
◎「ハチの世界をのぞいてみれば」(11月13日)
・講師:松本吏樹郎(昆虫研究室)
・参加者:56名
・内容:ハチの見分け方から始まって、ハバチの生活、キセイバチの生活、カリバチの生活と一通りのハチの暮らしぶりを紹介し、キセイバチについては寄生戦略のはなしをまじえて少し詳しく説明。続いてそれらの生活様式がどのように獲得されていったか、系統の話をし、分類の現状についても説明した。最後に身近なハチを観察してみようということで、どきどき中学生の展示を紹介したり、竹筒トラップの話をした。
◎「淀川の汽水域と干潟ー底生動物を中心にー」(12月11日)
・講師:山西良平(動物研究室)
・参加者:48名
・内容:前半は水生生物にとっての汽水域の環境特性、および河川が自然の状態を保っている場合の汽水域(感潮域)の生物的自然について、長良川などと対比させながら論じた。後半は、淀川の汽水域に残されている干潟と、その底生生物相を紹介した。
◎「ヨーロッパの自然史博物館をまわって」(1月8日)
・講師:波戸岡清峰(動物研究室)
・参加者:60名
・内容:最初に今回の欧州研修の目的(液浸標本の管理・保存法の研修、専門のウナギ目魚類の研究)を話し、分類学について少し解説し、本題に入った。本題は、今回得られたウツボ科魚類の分類学的成果(学名の変更)と、今回廻った5館それぞれの標本保存法などの紹介。
◎「地層は私たちに何を訴えているのか!」(2月19日)
・講師:中条武司(第四紀研究室)
・参加者:59名
・内容:はじめに広義と狭義の堆積学、次に実験・現世・地層から地層をどういうふうに見るのかを説明。それから地層を見てわかることの解説をした。堆積構造から読みとる水の流れ(ベッドフォームと内部堆積構造、堆積物重力流)、古地理・古環境の変遷(氷河がとけて湖が深くなる!?:インド・タルチール層群)、地球のリズム(潮の満ち引き・大潮小潮:様々な潮汐リズム)、地層の積み重なり(湖VS川:滋賀県古琵琶湖層群のデルタ成堆積物)。実際のサンプルや軟X線透過写真なども回覧。
◎「長居の地下に分布する地層」(3月11日)
・講師:石井陽子(第四紀研究室)
・参加者:54名
・内容:大阪層群・段丘層・沖積層の概要、上町台地をつくる地層の研究史などを紹介。最近の工事現場での調査で観察できた地層のスライドと、総合柱状図を紹介した。ボーリング資料と、最近の調査結果を基に新しく作った長居公園沿いの地質断面図を見てもらった。話が終わったら、展示室に行って剥ぎ取り標本,昆虫・植物化石を見せた。
◎「ムーンジェリー −ミズクラゲのライフサイクル−」(33分)(4月10・11日)
・参加者:3回で、92名
・内容:古くて専門的だが、めったに見れない映像ばかり。
◎「火山列島日本 −噴火予知への挑戦−」(分)(5月8・9日)
・参加者:3回で、130名
・内容:忘れた…
◎「昆虫たちの色々な産卵法」(21分)(6月12・13日)
・参加者:3回で、323名
・内容:オーストラリアのフィルムで、オーストラリアのさまざまな昆虫の産卵シーンがでてくる。画像も美しい。お勧め。
◎「ビデオ科学館−ミツバチ」(29分)(7月10・11日)
・参加者:3回で、166名
・内容:飼育されているセイヨウミツバチを中心に、産卵から羽化、分封、花粉集めなどの行動が紹介される。羽化したばかりの女王バチ同士の闘いや、女王バチの鳴き声は、とても興味深かった。画像も美しい。お勧め。
◎「オシドリ 幻の巣立ち!」(25分)(8月14・15日)
・参加者:3回で、243名
・内容:岐阜県の市街地近くの山の巣箱で繁殖するオシドリの映像。巣場所選びから抱卵、巣立ち、ヒナが川にたどり着くまでの貴重な映像が見られる。「生きものばんざい!」の映像だが、画質はおおむね良好。ナレーションの説明が不正確だったり、推測をあたかも事実のように述べているのが問題。
◎「ビデオ科学館−アゲハチョウ」(22分)(9月11・12日)
・参加者:3回で、282名
・内容:アゲハチョウの産卵から孵化、幼虫の成長、蛹化、羽化、交尾が紹介される。さまざまな脱皮シーンはけっこう見物。
◎「森林は生きている 森の生物たち」(24分)(10月9・10日)
・参加者:3回で、158名
・内容:春の雪解けから始まって、おもにブナ林の一年を、生き物で紹介しています。鳥や植物、昆虫などいろいろ出てきます。
◎「藻場 −魚たちのゆりかご−」(30分)(11月13・14日)
・参加者:3回で、174名
・内容:藻場とそこに暮らす動物と、藻場の再生の試みが紹介されている。水中映像があまりきれいでないのが残念。
◎「藻場 −魚たちのゆりかご−」(30分)(3月11・12日)
・参加者:3回で、123名
・内容:多摩丘陵の雑木林とその周辺の草地を舞台に、早春から晩秋にかけての植物(花が中心)を紹介。昆虫も出てくるがほとんど説明はない。20年くらい昔の映像か?
■やさしい自然かんさつ会
「海べのしぜん」「レンゲ畑の生き物」「バッタのオリンピック」「木の実あそび」「化石さがし」「テントウムシ」「水鳥の観察会」「化石さがし2」
◎「海べのしぜん」(1999年4月18日)
・内容:雨天中止
◎「レンゲ畑の生き物」(1999年4月25日)
・天候:曇
・参加者:83名+83名
・場所:(御所組)奈良県御所市櫛羅、(高槻組)高槻市三島江
・内容(御所組):ミツバチがわずかに花に来ていたくらいで、気温が低くて昆虫はさっぱり。レンゲ草の花は開花ピークにはまだ早いが、まあまあ。昼食場所の広場ではカンサイタンポポの群落の開花が見事だった。
【見られた昆虫】モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ナミアゲハ、オビカレハ、カレハガ、ウスバツバメガ、ヒロヘリアオイラガ、イラガ、カラスヨトウ?、ユウマダラエダシャク、ナミテントウ、ナナホシテントウ、ヒメカメノコテントウ、マルガタゴミムシ、ゴミムシの一種、ウスチャコガネ、コガタルリハムシ、ベニカミキリ、クビグロアカサシガメ、マルカメムシ、アブラムシの一種多数、マメヒラタアブ?、ホソヒラタアブ、ヒラタアブの一種、ヒメセアカケバエ、ヒメセグロケバエ?、フタモンアシナガバチ、ヨウシュミツバチ、チュウレンジハバチ?、ヤブキリ、ホシササキリ、ハラヒシバッタ、トゲヒシバッタ
【その他の動物】トノサマガエル、アマガエル、ツチガエル、クチベニマイマイ、ヒバリ、ケリ、キジ、ハシブトガラス
・内容(高槻組):レンゲの花の構造を実物を見てもらいながら、拡大模型を使って説明。レンゲをなぜ植えるのか、根粒の説明。
そのころ空が明るくなり、クマバチの雄が現れてホバリングを始めた。境内に松ぽっくりがたくさん落ちていたので、拾って投げるとみごとに反応。1匹をつかまえて見せると、「かわいいー」の声があちこちで起こった。
淀川の土手を登る。カンサイタンポポの群落が見事、セイヨウカラシナの間を抜けるのは多くの参加者にとっては、かなり迫力のある自然体験であった。
◎「バッタのオリンピック」(1999年10月10日)
・天候:曇
・参加者:69名
・場所:枚方市淀川河原
・内容:
◎「木の実あそび」(1999年10月24日)
・天候:快晴
・参加者:64名
・場所:豊能町初谷
・内容:午前中は、いろんなものを説明、採集しながら歩く。ヤブツバキの種子で笛を作成。昼食後、「木の実の汁でハンカチ染め」「ムクロジの実の皮で洗濯」「ムクロジの種子で追羽つくり」、番外として「ススキでバッタつくり」「クズのつるでバスケット」などをした。
◎「化石さがし」(1999年11月28日)
・天候:
・参加者:85名
・場所:泉佐野市
・内容:JR「長滝」駅から歩いて現地へ。化石を観察。とても寒かった。
◎「テントウムシ」(1999年12月26日)
・天候:曇
・参加者:77名
・場所:淀川三川合流
・内容:御幸橋から、中州のサクラの並木道を歩きながら越冬昆虫を観察。
【観察・説明した昆虫】カメノコテントウ(4〜5頭)、ナミテントウ(まばら:サナギもあり)、キイロテントウ(まばら)、ヨコヅナサシガメ(集団)、クロウリハムシ(多くはヒロヘリアオイラガの繭のぬけがら内:一部が集団形成)、モンシロチョウ(幼虫とさなぎ)、ツヤアオカメムシ、クモヘリカメムシ、クサギカメムシ、ヒメジュウジナガカメムシ(地面の枯葉で集団形成)、オオスズメバチ(女王)、ヒロヘリアオイラガ(繭ぬけがら多数,繭もあり)、イラガ(繭)、ゴマダラチョウの幼虫15頭くらい(うち3頭は幹で越冬)
◎「水鳥の観察会」(2000年1月23日)
・内容:雨天中止
◎「化石さがし2」(2000年2月6日)
・内容:雨天中止
◎「春の渡り鳥の観察会」(1999年4月24日)
・天候:小雨→曇
・参加者:48名
・場所:大阪市東住吉区長居植物園
・内容:行事前半は小雨の中だったが、幸い昼前には雨は上がった。天気のせいかはわからないが、ヒタキ類がさっぱりおらず、ヒレンジャクが少し姿を見せてくれた程度。工事中のツツジ山では、間近でコマドリの囀りを楽しむことができた。その近くでようやくキビタキの雄も観察できた。アジサイ園の北側でアカハラを観察。近くでシジュウカラ・アオジ・カワラヒワも観察。大池で一瞬だけカワセミが飛んだ。
【確認した鳥】カイツブリ、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ドバト、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ヒレンジャク、コマドリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、センダイムシクイ、キビタキ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
◎「兵隊虫さがし」(1999年5月29日)
・天候:
・参加者:40名
・コース:大阪市住之江区ニュートラム南港口駅〜平林駅
・内容:事前に、大阪市住之江区の貯木場の多い辺りでカミキリモドキを探したが、一匹も見つけられなかった。後日再度同じ場所で探したが、やはり1匹も見つからない。淀川方面と泉南(尾崎、深日)でいずれも夜間にさがしまわったが、まだ気温が低いせいか、ぜんぜん灯に来ていない。行事当日の午前も尾崎付近を見て回ったが、結局見つけることができなかった。
昼にテキストを印刷した後、1万分の1地形図に「材木置場」と書いている住之江区柴谷2丁目に寄ってから行事に向かうことにした。材についているカミキリモドキ1匹をやっと見つけ、他にもいるだろうと探し回ったところ、木製も朽ちかけたパレットの下にたくさんの個体が潜んでいるのが見つかった。約30匹を捕獲して集合場所へむかった。
行事はまず兵隊虫ことカミキリモドキの説明、同様にカンタリジンをもつ甲虫の紹介(標本)のあと、兵隊虫勝負について中条学芸員に説明してもらい、実際「勝負」の実演もしてもらった。子供たちは「やってみたい」とうるさく騒いだが、「だめ」「自分で見つけて勝手にやれ」と言っておいた。
南港口駅北側の貯木場(下が土)で参加者によって3匹、松本学芸員1匹の合計4匹が見つかったが、その後の街灯まわりでは1匹も見つからなかった。
まとめとして、兵隊虫の見つかったところの特徴、なぜ兵隊虫が減ったか、兵隊虫勝負は大阪が世界に誇る文化である、などの話をしたあと解散した。どうしても勝負を「やってみたい」という子供たちにはここでやってもらった。中には「3匹と勝負した」という子供もいたが、おそらくほとんど全員水ぶくれができていただろうと思う。翌日、苦情が殺到するのではと心配したが、そのような電話はなかった。
◎「ハチとハチの巣さがし」(1999年10月3日)
・天候:小雨
・参加者:27名
・コース:近鉄服部川駅〜玉祖神社
・内容:玉祖神社への道沿いで、アメリカジガバチ、ミカドトックリバチ、ムモントックリバチ等の泥の巣と、セグロアシナガバチ、フタモンアシナガバチのパルプ巣などが見つかるが、活動中の巣はセグロアシナガバチの長径150mm程度の巣(オスと新女王?)1つとフタモンアシナガバチの2巣のみ。活動中の巣は双眼鏡、フィールドスコープで観察した。途中で、オオミノガとチャミノガも多数見つかった。少し山よりでは、オオフタオビドロバチとキイロスズメバチの巨大な巣(古巣)も見つかる。
玉祖神社での昼食後は、境内でハチの巣さがし。新たにオオカバフスジドロバチやモンキジガバチの泥巣が見つかる。さらに地面に接した木のうろの中のスズメバチの巣を参加者が発見。結局、種は特定できなかったが、早い段階で移住または放棄した巣であろうと思われる。ハチ以外ではトゲナナフシ、ウスバカゲロウ(コウスバカゲロウ?)、ヤマトシリアゲなどが見られたが、気温が20℃と非常に低く、ハチを含めてほとんど飛んでいる虫はいなかった。
◎「長居公園の秋の渡り鳥の観察会」(1999年10月17日)
・天候:快晴
・参加者:49名
・場所:大阪市東住吉区長居植物園
・内容:渡り鳥の観察会と銘打ったが、見られたのはコサメビタキとメボソムシクイだけ。コサメビタキは大部分の人がゆっくり見られたが、止まってくれないメボソムシクイを見られた人は限られていたかも。その他にゆっくり見られたのはコゲラとチュウサギとアオサギとカルガモ。
【確認した鳥】チュウサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、ドバト、キジバト、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、メボソムシクイ、コサメビタキ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス
◎「豊国崎の和泉層群」(1999年10月31日)
・天候:快晴
・参加者:37名
・場所:岬町多奈川谷川:豊国崎
・内容:谷川の漁港横の防波堤から海岸部へ。和泉層群の概略、砂岩・泥岩など堆積岩について、級化構造などの簡単な堆積構造の観察を説明。級化構造の説明の際には、ペットボトルに砂と水を入れて実際に級化構造を作ってみた。
「かそど」の浜で、露頭・転石に見られるコダイアマモ、断層、およびスランプ褶曲を説明。みんなにどちらにスランプが動いたかを考えてもらった。その他、海岸沿いに歩きながら、レキ浜のインブリケーションやソールマークについても説明。
◎「長居公園の冬鳥の観察会」(2000年2月20日)
・内容:雨天中止
◎「セミの幼虫さがし(山編)」(2000年3月12日)
・内容:雨天中止
■地域自然誌シリーズ
「淀川・鵜殿の自然」「孝子」「岩湧山」「竜仙峡」「秬谷」「水無瀬」「側川渓から槙尾山」「京都疎水」「くろんど池」「竜仙峡2」
◎「淀川・鵜殿の自然」(1999年4月11日)
・天候:晴
・参加者:63名
・コース:阪急上牧駅〜鵜殿〜阪急上牧駅
・内容:エノキの花、ヨコヅナサシガメ、ケリなどを観察しながら淀川に移動。堤防の所でセイヨウカラシナやニホンミツバチを観察、年代の異なる6つの地形図をもとに鵜殿と周辺地域の地理的変遷を説明。昼食は河原で。礫のインブリケーションや自然堤防などの説明。鵜殿中央部を横切りながらノウルシなどを観察。
【観察・説明した植物】エノキの花、セイヨウカラシナ、ノウルシ、ミチタネツケバナ、タネツケバナ(ケタネツケバナ含む)、シロイヌナズナ、オドリコソウ、コヒロハハナヤスリ、ホソバイラクサ
【観察・説明した昆虫】ジュウジナガカメムシ、ナガメ、コバネナガカメムシ、ヨツボシテントウダマシ、ニッポンヒゲナガハナバチ、シロスジヒゲナガハナバチ、ヒメハナバチの一種
【確認した鳥】カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、トビ、ハヤブサ、キジ、ケリ、ユリカモメ、ドバト、キジバト、ヒバリ、ツバメ、モズ、ツグミ、ウグイス、セッカ、ツリスガラ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
【その他の動物】ハタネズミが穴の周りのノウルシを刈り取って食べた跡を観察。タウナギ(道ばたにいたのを捕獲)、カナヘビ(捕まえたけど、回覧している間に逃げられる)。
◎「孝子」(1999年5月30日)
・天候:快晴
・参加者:65名
・コース:南海孝子駅〜逢帰ダム〜平井峠〜南海紀ノ川駅
・内容:【観察・説明した植物】大きな見やすい露頭はないが、何ヶ所かで砂岩泥岩互層、断層、曲がった地層が観察できた。和歌山県側は観察すべき露頭はなかった。崩落の危険高い崖が何ヶ所かあった。建物によってやや見にくいが、中央構造線の活動による直線的に連なる和泉山脈南縁の地形が見られた。
【観察・説明した植物】当日目立った開花植物は、ウツギとノグルミ(雄花序群が開花しはじめ)。コース全体にウラシマソウが多い。ウバメガシ、トベラ、クサスギカヅラなど海岸植生要素が内陸まで分布している。
【観察・説明した昆虫】全員の前で解説したものは、ハスオビエダシャク幼虫(ノグルミ、カキ、ハゼノキ、ヤマハギ、ヤブムラサキなど多くの植物)、アケビコノハ幼虫(ゴヨウアケビ)、オナガバチ類3種(エノキ立ち枯れ)、ヤマサナエ(多い)、キイロサナエ(少ない)、オグマサナエ(ダム周辺に多い)、オオオサムシ(下見のみ)。他に見られて随時解説したものは、フクラスズメ幼虫(カラムシ)、クワゴマダラヒトリ幼虫(アキニレ)、マイマイガ幼虫(カマツカ)、チャイロキリガ幼虫(多くの植物)、ヒメヤママユ幼虫(歩いていた)、ナガサキガアゲハ、テングチョウ、アカシジミ、キアシドクガ、ゴマダラチョウ、オオトモエ、ジョウカイボン、ベニカミキリ、カシルリオトシブミ、ミヤマカワトンボ、キボシアシナガバチ巣作りなど。
【確認した鳥】アオサギ、トビ、ハチクマ、サシバ、コジュケイ、ホトトギス、カワセミ、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、センダイムシクイ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
【その他の動物】ノウサギの死体、シマヘビ(とても大きかった)、ニホンアマガエル。
◎「岩湧山」(1999年6月6日)
・天候:晴
・参加者:46名
・コース:南海紀見峠駅〜根古谷〜三合目〜岩湧山山頂〜岩湧寺〜神納バス停
・内容:【地学】根古谷の地層がよく見えるところで、付近の和泉層群全般(時代、岩相など)について説明。山頂で、岩湧山をはじめ和泉の山が壁のような地形を作っている事と岩相との関係を説明。
【観察した哺乳類】リスの食痕(アカマツの球顆,オニグルミの殻)、テンらしい足跡、イタチかテンの糞
【確認した鳥類】ハチクマ、コジュケイ、ホトトギス、ツツドリ、アオゲラ、コゲラ、イワツバメ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、クロツグミ、ウグイス、オオルリ、キビタキ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、ハシブトガラス。
【確認した両生爬虫類】シマヘビ、タゴガエル、トノサマガエル、カナヘビ、カジカガエル、イモリの死体。下見ではよく鳴いていたカジカガエルがほとんど鳴いていなかった。
【観察した昆虫】イワワキオサムシ(ご当地ものとして)、ハラグロオオテントウのサナギ、シロジュウシホシテントウ、ハルゼミ、ムカシヤンマ、クロシデムシ、ヒメクロオトシブミ、ヒメコブオトシブミ、マイマイカブリ(死体)。ドロノキハムシのことを紹介したかったけど忘れてしまった。
◎「竜仙峡」(1999年6月13日)
・天候:晴
・参加者:47名
・コース:竜仙峡バス停〜車作大橋〜権内水路〜下音羽の地蔵橋〜忍頂寺バス停
・内容:【主な観察植物】カシ類(シラカシ、アラカシ、アカガシ)、イヌザクラ、エドヒガン、リンボク、ドジョウツナギ、クララ、オオツヅラフジ、ホソバタブ、ギンリョウソウ、アカシデ、マメヅタ。照葉樹林帯だが、ホソバタブやシラカシのような沢沿いを好む植物が多く見られる。アカシデの美しい林は特筆もの。近畿北部にのみ分布するエドヒガンはこの地域の植物相を特徴づけている。稀少植物のイヌザクラもある。また、オオツヅラフジが豊富なのも注目に値する。水田では、ドジョウツナギがまだ健在。
【確認した鳥類】アオサギ、カルガモ、サシバ、キジバト、ホトトギス、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、サンショウクイ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ハシブトガラス。特筆すべきは、渓谷なのにカワガラスとオオルリがいないことと、サンショウクイがいたこと。下音羽の集落の地蔵橋の下に、コシアカツバメの巣があった。
【確認した両生爬虫類】イモリ、ニホンアマガエル、タゴガエル、ヤマアカガエル、トノサマガエル、ツチガエル(下見のみ)、シュレーゲルアオガエル(下見のみ)、モリアオガエル(下見の時に卵塊を確認)、カジカガエル、クサガメ(下見のみ)、ニホンカナヘビ、タカチホヘビ(路上や溝にひからびた死体)、アオダイショウ(幼蛇)、シマヘビ(幼蛇)、ジムグリ(幼蛇の死体)、ヒバカリ(幼蛇)
【観察した主な昆虫】ナミアゲハ、キチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ミズイロオナガシジミ、ルリシジミ、テングチョウ、ルリタテハ、ゴマダラチョウ、ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、アゲハモドキ、キボシアシナガバチ、オオスズメバチ、ヒメスズメバチ、ミカドトックリバチ、ミカドドロバチ、オオコンボウヤセバチ、ホシセダカヤセバチ、コマルハナバチ、アルマンコブハサミムシ、キイロトラカミキリ
【観察した地質など】途中の林道沿いのガケ(露頭)でホルンフェルス化した丹波層群の砂岩・泥岩を観察。一カ所では紫色を呈して黒雲母も見える典型的なホルンフェルスが観察できた。権内水路で、上流から流されてきた「きら(金雲母)」を観察。地蔵橋近くの露頭で真砂化した花こう岩(黒雲母花こう岩)を観察。この付近に花こう岩体と丹波層群の境界があることを解説。権内水路が車作周辺での稲作で重要な役割を果たしていることを説明。北摂山地の生い立ちの説明など。
◎「秬谷」(1999年6月27日)
・内容:雨天中止
◎「水無瀬」(1999年7月4日)
・天候:晴(でも川は増水)
・参加者:52名
・コース:阪急水無瀬駅〜若山神社〜水無瀬渓谷〜尺代
・内容:
◎「側川渓から槙尾山」(1999年7月11日)
・天候:晴、暑い
・参加者:47名
・コース:側川バス停〜側川渓谷〜五ツ辻〜施福寺〜槙尾山バス停
・内容:下見と違い暑く明るいため、カジカガエルは鳴かない。虫の様子もだいぶ変わっていた。側川沿いでは、道も広くいろいろ見えるので、時間がかかった。この後の尾根道は道が狭くまとまった説明は不可能。先頭の樽野は、リスの食痕が見られた所にメモを残した。やや速めに歩いて、午後3時過ぎ施福寺到着。参道横の植物と、キジョランについているアサギマダラの蛹を探しつつ下山。食痕はあるが蛹は見つからず。
【地学】側川沿いでは、見られる岩石をその都度説明。昼食時に、見られた岩石と、白亜紀後期の火成作用との関係、違う種類の岩石の生成時の位置関係について、パンフの図を使って説明。
【観察した哺乳類】リスの食痕(アカマツの球顆)、イタチかテンの糞
【確認した鳥類】サシバ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、オオルリ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ハシブトガラス
【確認した両生爬虫類】シマヘビ、ニホントカゲ、ニホンカナヘビ、ヒキガエル、ツチガエル、タゴガエル、カジカガエル
【観察した魚類】カワヨシノボリ、カワムツ
【説明したキノコ】タマゴタケ、テングタケの仲間、ベニタケの仲間、イグチの仲間、オニイグチの仲間、ムラサキフウセンタケ?
【昆虫】下見の時あれほどくさん見ることができたサカハチチョウは、テキストに載せたにもかかわらず、ほとんど見られなかった。側川沿いのカワトンボはミヤマカワトンボと判明。子供たちはコナラのうろなどでスジクワガタを採集して喜んでいる。途中の朽木の下では予定どおりカブトムシがでてきて注目を集めた。終齢が蛹室をつくった状態だった。コースが川を離れると下見の時と同様、昆虫はさらに少なくなり、ひたすら先をいそぐ。
【観察した植物】谷筋:ホタルブクロ・オカトラノオの花、モミジカラスウリ(花,青い実)、コバンノキ(若い実)、ハナイカダ、ツヅラフジ(花)、ヤマイバラ、ジャケツイバラ(若い実)、ニガキ、ヤブガラシ(花,実は見られず)など。ヨウシュヤマゴボウが町中で見かけるものと何か違うような印象を受けた。尾根筋:マツグミ多い。施福寺境内:マルミノヤマゴボウ、ヤマアイ、ツメレンゲなど
◎「京都疎水」(1999年9月26日)
・天候:曇時々晴
・参加者:33名
・コース:京阪三条駅〜疎水〜丸太町
・内容:【生きた二枚貝】イシガイ(タテボシ型を含む)多、マシジミ多、セタシジミ?、ドブガイ多、トンガリササノハ3、マツカサガイ3、カワヒバリガイ幼2
【腹足類】カワニナ多、チリメンカワニナ少、ヒメタニシ少
【昆虫】カワトンボ?、ヒラタドロムシ、ナベブタムシ、ゲンジボタルの幼虫
【観察された魚類】カワヨシノボリ(3個体)、オイカワ?(稚魚2個体)、ブラックバス(幼魚1個体)を採集。ニゴイとブルーギル?を目視。ニゴイは三条の南で放流された?コイの群の中で観察開始直後に見られた。
【植物】センニンモが消滅していた。水草の分布も2〜3割方減ったかもしれない。水草の増減は、年によって水の攪乱で結構あるはずなので何とも言えないが、一昨年にはあれだけあったセンニンモが消えたのはどうしてだろうか?白川疏水の今後が気になる。
◎「くろんど池」(1999年11月7日)
・天候:
・参加者:52名
・コース:JR河内磐船駅〜獅子窟寺〜くろんど園地〜くろんど池〜くろんど園地〜傍示〜JR河内磐船駅
・内容:
◎「竜仙峡2」(1999年11月21日)
・天候:快晴
・参加者:41名
・コース:阪急バス竜仙峡バス停〜下音羽川〜下音羽〜忍頂寺バス停
・内容:【観察した両生爬虫類など】シロマダラ(頭のない死体)、ニホンアマガエル、イモリ、カワムツ、サワガニ、カワニナ
【確認した鳥類】キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジ【昆虫】
・テントウムシ:トイレの壁や電信柱に多数の個体がとまっていたり、飛来したりしていた。ほとんどの個体はナミテントウであったが、中にはカメノコテントウも混ざっていた。ほかにはスウィーピングでアミダテントウを採集した参加者もいた。
・オオゴキブリ:朽ち木崩しで出てきた。参加者にも自分の手で触ってもらった。
・オムラサキ・ゴマダラチョウの越冬幼虫:両方とも確認できた。オオムラサキはまだ緑色の個体もいた。
・その他:トゲナナフシ(3個体)やアオマツムシ(かなり衰弱した数個体)、キイロスズメバチ、クロスズメバチなど。
【地質】 ホルンフェルスになった丹波帯の砂岩・泥岩、花こう岩など
「はちみつ」「カヤツリグサ科の解剖」「植物のつくり」「魚のからだ」「菌類標本の扱いと観察」
◎「はちみつ」(1999年11月14日)
・参加者:24名
・内容:蜂蜜とミツバチのの簡単な説明の後、
【実験1】
・各自が持ってきた蜂蜜のビンに何と書いてあるか調べる。
・種類の違う蜂蜜(14種類)に番号を付けて教卓に並べ,色・匂い・味の違いを比べる。→人気投票
●人気投票の結果
・匂い
人気のあった蜂蜜=ニホンミツバチの蜂蜜、ミカンの蜂蜜、スコットランド産ラズベリー(レンゲ,トチ,フロリダ産オレンジ)
人気の無かった蜂蜜=ソバ、インドネシア産ドリアンの蜂蜜、沖縄産蜂蜜、ニュージーランド産マーヌカの蜂蜜、エンジュ、ボダイジュ
・味
人気のあった蜂蜜=ミカン(10)、ソバ(8)、ドリアン(8)、ニホンミツバチの蜂蜜(6)
人気の無かった蜂蜜=トチ、エンジュ、フロリダオレンジ、ニュージーランド産マーヌカ
【実験2】
・各自が持ってきた蜂蜜約4mlを遠沈管に入れ,湯で2回遠心水洗。
・塩基性フクシンで染色。遠沈水洗した後,封入して観察。
蜂蜜の出来方や品質、花粉団子、ローヤルゼリーなどについての説明。
参加者が持ってきた蜂蜜の多くは「外国産蜂蜜を混合」した物で、「高級」「純粋」という表示が多い。たしかに花粉は色々なものが混ざっていた。ソバやミカンは表示通りの花粉が多いが、多くは色々な花粉が混合していた。ソバ、ドリアンの蜂蜜は、匂いはひどいが味は良い(慣れると匂いも気にならなくなる)。純粋な蜂蜜ならカビが生える事はないが,古くなると色が褐変しひどい匂いになる。
◎「カヤツリグサ科の解剖」(1999年12月26日)
・参加者:5名
・内容:1時間かけて双眼実体顕微鏡の使用法を説明。以後は双眼実体顕微鏡で各自観察・スケッチしてもらい適宜解説。
◎「植物のつくり」(2000年2月6日)
・参加者:22名
・内容:午前中は、植物園で、コウヨウザン(気孔条)、センダン(果実を拾うのみ)、シュロ(葉鞘の繊維、不正中心柱、葉の畳まれ方)、カミヤツデ(維管束の痕)、セコイア(枝、球果、種子)、ハンノキ(種子、果実序)を観察。午後は、室内で実体顕微鏡や生物顕微鏡を使って観察。
◎「魚のからだ」(2000年2月27日)
・参加者:6名
・内容:魚の多様性を知るために、種類の異なる魚(スズキ、マイワシ)の骨格標本づくりを作った.参加者にも魚を持参してもらった。持参された魚は、ウマヅラハギ、ウグイ、サヨリ、アカシタビラメ。骨格標本作成は,初めての人には難しく、ほとんどスズキだけで終わった。
◎「菌類標本の扱いと観察」(2000年3月5日)
・参加者:?名
・内容:
◎「ツバメの集団ねぐらの観察会」(1999年7月24日)
・天候:晴
・参加者:11名
・場所:大阪市東淀川区豊里の淀川河川敷
・内容:左岸側の城北公園に集合。カンムリカイツブリやカイツブリを観察しながら菅原城北大橋を渡り、右岸の豊里へ。午後6時20分にツバメが集まるバクダン池の前辺りに到着。座り込んで、ツバメが集まるのを待つ。午後7時過ぎからツバメがかなり集まるが、ヨシの上を低く飛んで、あまり上空を舞わない。午後7時10分頃にはもうヨシにとまり始めてしまった。このまま上空を乱舞はしてくれないのかと思ったら、午後7時15分から25分くらいにかけて、かなり多くの個体が上空を乱舞してくれた。前日の下見の時のカウントでは、集まったツバメは約5000羽。
【確認した鳥類】カイツブリ、カンムリカイツブリ、ゴイサギ、アオサギ、バン、ドバト、キジバト、ヒバリ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
◎「博物館の裏方見学&電子顕微鏡体験」(1999年8月24日)
・参加者:8名
・場所:大阪市立自然史博物館
・内容:午前中は、研究室や収蔵庫など博物館の裏方を見学。午後は、2班に分かれて順番に持ってきたサンプルを電子顕微鏡で観察。昆虫やカビは細かい構造物が見えた。CDは見ても仕方がないことがわかった(よく考えれば当たり前)。
◎「ビルの谷間で化石をさがそう」(1999年9月25日)
・参加者:1名
・場所:梅田〜心斎橋
・内容:ビル街を歩きながら、ビルの石材や石材に含まれている化石を観察。
◎「はじめてのキノコ狩り」(1999年10月23日)
・内容:中止
お問い合わせは・・・
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